『塩沢紬』
○歴史
1200年以上前から塩沢地方で「越後上布」として生産されていたと考えられています。
この越後上布の技術を江戸時代に絹織物に応用したものが本塩沢、真綿糸を使用したものが塩沢紬となりました。
○特徴
派手さはなく、落ち着いた風合いが特徴です。
結城紬や大島紬と肩を並べる素敵な着物ですが、塩沢紬は「通好み」でもあるようです。
わかる人にはわかる上品な着物だそうです。
着物素人には難しいですが、シックで素敵な印象です。
マスクもあるようです。気軽に身につけられていいですね。
○製作工程
図案↓
糸つくり・撚糸(太さや強度を均一にする)↓
墨付け↓
くびり(墨付け部分に色がつかない様に結ぶ)↓
摺込み(墨付けした部分の染色)↓
製織
個人的には、くびりの後、糸の染色しないの?!と思いましたが、調べても次工程は摺り込みになていました。。。
動画で製作工程を見たいですね。
何本かYouTubeに動画はありましたが、製作工程がよくわかるものは見つかりませんでした。
いつか、もっと深く調べられればいいなと思います。
次回は、『小千谷縮』