愛すべき日本の工芸品

育休中の夜更けに

『塩沢紬』

 

○歴史

新潟県伝統的工芸品、塩沢紬。

1200年以上前から塩沢地方で「越後上布」として生産されていたと考えられています。

この越後上布の技術を江戸時代に絹織物に応用したものが本塩沢、真綿糸を使用したものが塩沢紬となりました。

 

 

○特徴

派手さはなく、落ち着いた風合いが特徴です。

結城紬大島紬と肩を並べる素敵な着物ですが、塩沢紬は「通好み」でもあるようです。

わかる人にはわかる上品な着物だそうです。

 

着物素人には難しいですが、シックで素敵な印象です。

塩沢紬の反物

塩沢紬の雪輪の絣模様

https://hirotatsumugi.jp/blog/326

 

http://tsumugi-kan.shop-pro.jp/?pid=150215093

 

マスクもあるようです。気軽に身につけられていいですね。

 

 

○製作工程

図案↓

糸つくり・撚糸(太さや強度を均一にする)↓

墨付け↓

くびり(墨付け部分に色がつかない様に結ぶ)↓

摺込み(墨付けした部分の染色)↓

製織

 

 

個人的には、くびりの後、糸の染色しないの?!と思いましたが、調べても次工程は摺り込みになていました。。。

動画で製作工程を見たいですね。

何本かYouTubeに動画はありましたが、製作工程がよくわかるものは見つかりませんでした。

いつか、もっと深く調べられればいいなと思います。

 

 

 

次回は、『小千谷縮