愛すべき日本の工芸品

育休中の夜更けに

『奥会津昭和からむし織』

 

○歴史

福島県大沼郡昭和村に伝わる、からむし織。

江戸時代から原料のからむしの栽培は行われていたそう。

村内で織りの技術は、親から子、姑から嫁と代々受け継がれてきました。

 

 

○特徴

原材料のからむしは品質が高く、水分の吸湿、速乾性も良く水に濡れると強さが増し、耐久性にも優れています。

さらりとした感触で、夏の衣料に最適です。

 

からむし織ショール 紫

https://www.karamushi.co.jp/shop.html

 

上の写真のストールもとても素敵な色合いで手触りも抜群そうです。

昔の織物と言うと、色のバリエーションがないと思いがちですが、今は違いますね。

 

下の写真は髪飾りのバレッタです。見ているだけでワクワクしてきますね。

 

https://f-tezukuri.jimdofree.com/%E3%81%B5%E3%81%8F%E3%81%97%E3%81%BEirodori-lab/%E6%98%AD%E5%92%8C%E6%9D%91%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%80%E3%81%97%E7%B9%94/

 

 

 

○製作工程

からむし引き(からむしの皮を剥ぎ、繊維部分を取り出す)↓

乾燥↓

糸績み(繊維を細く裂いて糸を繋ぎよりをかける)↓

製織(地機で行う)

 

 

からむしの収穫からからむし織の完成までに1年以上かかります。

人の手の温かみ、そのもののような商品です。

小物入れやピアスなどの商品も販売しているようで、私も欲しくなってきました。

製作体験もやっているそうです。詳しくは下記のURLをどうぞ。

↓↓↓

https://www.karamushi.co.jp/michinoeki.html#contents01

 

 

 

 

次回は、『結城紬